スズキアルトにオートゲージタコメーター増設してみよう

ど☆ノーマルのスズキアルトに、オートゲージのタコメーターを取り付ける話をしましょう。

この話は新車購入の経緯まで遡るから前置き長いぜ?
オヤジ!この方にもビールを。
まぁ一杯やりながら聞けよ。

米子力GARAGE

本記事で取り扱う内容は、機械の正常な動作や作業の安全性を保障するものではありません。
あくまで参考程度に留めていただくようお願いします。

えーと、何処から話そうか。

ジャンク価格で購入したライフjb1で、
「あ、車って分解してもいいんだ!」
という事実に気づいてしまった私は、次回購入車をいきなり分解する気満々でした。

諸々の理由でアルトの新車を購入することにしましたが、ど☆ノーマルのアルトにはタコメーターがついていません。
MTなのに。

しかし納車後どれだけ経っても、触ったこともない難しそうな電装関係に手を突っ込むファイトがなかなか湧いて来なくて、カーステやらいらん塗装やらに逃げていたことは素直に認めようと思います…。

このままではダメだ!
MTなのにタコメーターの付いてない車に乗り続けていたら、車が好きなフリをしているだけの只の人だとバレてしま…ゲフンゲフン、いや勘違いされてしまう。

今まで触った電装関係と言えば、エーモンのオーディオ変換ハーネスを介して純正を¥6,000ぐらいのやっすいカーステに取り替えた事ぐらいですよね?

何処から自信が湧いてくるのか解りませんが、ぶっつけ本番でいきなりタコメーターの取り付けができるって思うとか、そのチャレンジ精神は凄いと思います。

所〕いやぁ、それ程でもな…

褒めてないですよ?
案の定、終盤でとんでもない事になりますので、記事を読んでくださっている方はどうぞお気を付けください…

もくじ

さて、きちんと工程を説明しようと思いますので少しだけ長くなりますが、概ね以下のような流れとなります。

慣れた人がご覧になっているのでしたら、お目当てはズバリ回転信号の取り出し辺りではないでしょうか?
どうぞ遠慮せずビュビューンと飛ばしちゃってください。

1.下準備
1-1. 配線の全体イメージ      
1-2. 必要な道具と材料       
1-3. 電源の遮断(自己責任)    
2.オーディオから電源を取り出す準備
2-1. オーディオガーニッシュを外す 
2-2. カーステを引っこ抜く     
2-3. ケーブルの長さ見積もり    
2-4. 電源ケーブルを延長する    
2-5. ケーブルをギボシ化      
3.コンピューターから回転信号を取り出す準備
3-1. 回転信号端子を延長      
3-2. ハンドル下のカバーを外す   
3-3. 回転信号ケーブルを分岐    
4.仕上げ
4-1. 電源、回転信号ケーブルを連結 
4-2. メーターを固定        
4-3. 諸々復元する         

以上です。
それでは各工程について解説して行きましょう。

1-1.配線の全体イメージをつかむ

配線イメージです。
ヒューズから電源を取るのが恐らく最も汎用性の高い方法でしょう。

色々な方法があるとは思うのですが、今回ご紹介するのはオーディオ変換ハーネスから分岐しているギボシ付きの電源3種をまるまる転用するパターンです。

1-2.必要な道具と材料を揃える

🔨内張剥がし、ヘラ
🔨⊕ドライバー
🔨配線コード(0.50スケ)
🔨細線用電工ペンチ
🔨圧着接続端子×5
🔨ギボシ(オス)×3
🔨配線コネクタ(赤)×1

コネクタや端子は配線コードの太さに見合ったものを用意してください。
また電工ペンチについては、ニッパーやラジペンやライターや歯(笑)などで代用できる人でしたら要りません。
そもそも一般家庭にそんなもん無いと思いますし。

以上、1-1.でぽんきちくんが補足している通り、これらはオーディオ変換ハーネスから分岐している電源3種をまるまる転用する、最も簡単なパターンでのみ適用できるラインナップです。
電源と回転信号を取る場所によってはこの限りではありませんので、あしからず。

1-3.電源の遮断

キーは当然抜いて下さい。
また、キーを外していてもこれから取り扱う電源は生きていますので、バッテリーの⊖端子も外してください。
私はやっていませんが、常時、アクセ、イルミ3種のヒューズを外すのが正解だったんでしょうかね。

ここ、自己責任ポイントです。

2-1.オーディオガーニッシュを外す

何はともあれオーディオガーニッシュを外します。

これはカーステが純正でも後付けでも変わりません。
あと今回の作業だけではなく、かなり色々な作業の起点になりますので、人によっては何度も往復することになる作業です。

丁寧にやるなら下の方の外せるカバーを外してから手を突っ込んで、ツメを後ろから押さえるとスルっと外れます。

…でも、面倒なので直接外します。(ボゴッ!)

所〕ちょ…!もっと丁寧にやっ

外す時はガーニッシュの下ラインに並ぶツメが比較的ユルイので、ヘラを差し込んでグリっと捻じると下部がボゴッと浮き上がります。
上ラインはもうちょっと固いので、ヘラを奥まで突っ込んでちゃんと爪の根元に当たりをつけてから捻ってくださいね。
うーん…、この微妙な角度が…あ、適当に引っ張ると折れるから。
じゃ行くよ、せーの!

所〕ヒィ!だ、だからもっと丁寧にし

ボゴッ💛

2-2.カーステを引っこ抜く

オーディオガーニッシュが外れると、カーステのタッピングネジにリーチできるようになります。

このネジを4本外せば、カーステを手前に引き抜く事ができるようになります。

ただ、黒いアースの線がかなり短いと思いますので、勢いよく全部引き出してしまうと線が切れます。

スズキアルトのカーステレオを取り外す
アースの黒い線に注意する

途中でグッと支えて、左奥の骨材にアースしてある黒い線を取り外してください。
すると線長にやや余裕ができますので、カプラーをゆっくり引

ぽ〕ふんっ!

ギャー💦(ドキドキ)

スズキアルトに適合するエーモンのオーディオ変換ハーネスから伸びている3種電源のギボシ
うれしいギボシ付き電源

えーちなみに、本作業の前にカーステの取り換えをやっておいて本当に良かったと思います。

何故なら、エーモンのオーディオ変換ハーネスから必要な
・常時電源
・アクセサリ(ACC)電源
・イルミネーション電源
が、ご丁寧にもギボシ付きで分岐しているからです。

特にスピーカーを増設する計画もありませんので、今回はこちらを有難く使用させていただき、作業を進めます。

純正のカーステをそのまま使っておられる方は、残念ながら車体側の配線束、もしくはヒューズボックスなどから上記3種の電源を
分岐 ⇨ 延長 ⇨ ギボシ化
するところまでメニュー追加ね?

電源の取り方について、オートゲージの説明書ではシンプルにバッテリー⊕とだけ指示されていますけど、文字通りにバッ直する必要なんて1㍉もありませんから。

2-3.足りないケーブルの長さにアタリをつける

これはケースバイケースですが、配置をメーターパネル内にするのであれば、タコメーターから出る計5本のケーブル
・常時電源
・アクセサリ(ACC)電源
・イルミネーション電源
・アース
・回転信号ケーブル
それぞれ50cm程あれば足りると思います。

2-4.タコメーター側の電源ケーブル3本を延長する

エーモンのケーブル0.50sq
エーモンのケーブル0.50sq

上記5本のケーブル中、電源3種については何をどうやっても長さが足りませんので、あきらめて手を動かしましょう。

ホムセンで配線コード(0.5sq)と圧着接続端子を買ってきて、黙々と手を動かします。

配線コードの太さって悩みません?

特に後付けメーターから出ているコードが不安になってくるほど細いので、断面積0.2でも大丈夫っぽいことが理屈では解るんですけど…
数グラムの車体重量と生産ラインでのコストを競うわけでもありませんから、うちでは一回り太い線を選んでおきました。

所〕0.2で大丈夫だって。(苦笑)
無駄な資源を削減することもSDGsの観点か…

ぽ〕じゃもうクルマ乗んな💢

2-5.延長したケーブルをギボシ(オス)化する

2-4.で延長したケーブルをギボシ(オス)化します。
電源を取りたい相手と言うのがメスだからです。
オーディオ変換ハーネスからギボシ付で分岐していると2-2.で説明したアレです。

作業開始前は必要な材料の目星がついていませんでしたので、大雑把にセットで購入しましたが1-2.で書いた通り実はオス3つで足ります。

…が、オスのみ小ロットで売っていることはないと思いますので結局セットでの購入になるでしょう。

ど~しても節約したいなら、
缶コーヒーでも持参して、お友達の工具箱から分けてもらう
とか、まぁいろいろあると思いますけど…
なんか余計めんどくさいでしょ?

所〕ねぇ、友達がいない場合はどうす

じゃ次、知らなきゃ絶対わかんない回転信号の取り出しやりますね。

3-1.タコメーター側の回転信号端子を延長する

電源ケーブルと同じく圧着接続端子と延長ケーブルで延長するのですが、ギボシ化はしません。

3-3.ハンドル下のカバーを外す

スズキアルトのハンドル下カバー内にあるECU(コンピュータ)
ハンドル下にあるECU

ネジが真ん中に1本だけ揉んでありますので、外してください。

あとは左右のツメをボコボコ抜けば外れます。
ヘラかなんかで抉れば抜けますが、EVA樹脂のような柔らかい素材ですので痕はついてしまいます。
カバーが外れるとメカメカッとした部分が顔を出し、写真黄〇の部分が目的地です。

3-3.コンピュータ(ECU)から生えているケーブルの回転信号を分岐する

スズキアルトのハンドル下カバー内にあるECUから生えている発火信号ケーブル
ハンドル下にあるECU

事前にどこかでエレクトロタップ(赤)を入手しておきます。

ひとつ前、ハンドルカバー内写真の黄〇で示したECUユニットの中からオフホワイトっぽい色のケーブルを見つけ出して、前述黄3-1.で延長したタコメーター側のケーブルに信号を分岐します。

エレクトロタップとは言いますが、信号を分岐することができるなら、圧着やハンダなど、どんな方法でもべつに構いません。
うちは、ただその辺にエレクトロタップ(白)が転がっていたので使用したまでです。

信号を分岐する方法については省くのでググってね。

4-1.電源ケーブル、回転信号ケーブルを連結する

これまでの工程で延長やらギボシやら分岐やらいろいろ準備してきたケーブルを、いよいよ下図のような組み合わせでつなぎます。

また、電源の組み合わせで色を変えることが出来ますが、私は興味がないので接続に関しては以上とします。

4-2.タコメーターをいいかんじの場所に固定する

1.ダッシュボードの右端
2.スピードメーターの真ん中

実質二択です。
やはりダッシュボードの方が見栄

あそこはとんすけが居るからダメ!

チッ…

私は適当に置きましたが、きちんとやるならメーターフードを取り外して、アクリルに小穴を開けて、タコメーターの背から生えているボルトを固定するか、さもなくば付属の台ごと両面テープで止めるのが良いでしょう。


とんすけ
後付けのタコメーターをメーターパネル内に配置したところ
メーターパネル前

4-3.諸々復元する

1.ハンドル下カバーを閉じる
2.カーステを元に戻す
3.バッテリーをつなげる

特に注意点も何もありませんので端折ります。

4-4.緊急事態

よーしできた!
動いた!
他の方々はサラッと報告なさっていますが、経験の浅い私にとっては大仕事でした。
おめでとう、自分。
しかし本当の試練はここからでした。

新車として我が家にやってきてから今の今迄、エンジンをかけた直後にアイドリング回転数が高くなることなど気にした事など無かった私は、アクセルを踏んでもいないのにグオオオ…ンと2,500rev/mぐらいまで上がるのを見て、パニックに陥ってしまいます。

あれっ、普段からこうだったっけ?
配線間違えた?
部品って全部戻したっけ?
なんていろいろ考えながら、取り敢えず一度メーターの繋がっていない状態でエンジンの挙動を確認してみようと思い、エンジンを止め、回転信号のケーブルを外したその時…

辺りがフッと暗くなりました。


…え?

そういえばキーインしたまま信号ケーブルを抜き差ししていたような…
体に異常は無い。
異常があるのは…車だ。
カーステは動くか…動かん。
やべぇ…やべぇ、新車が壊れた…
まぁおちけつ…じゃない落ち着け、ひとつひとつ確認しよう。
壊れたのがECUとかなら自分ではどうにもならないから他の事から確認しよう。
そうだヒューズだ。
ヒューズボックスを開ける。
えーと繋がってたのは常時とイルミとACCだから、いやまて、

キーって抜いたっけ?

…ホッ、抜いてた。

では改めて、常時は触るのが怖いから他の二つから見てみよう。
イルミ電源…引っこ抜いて確認、問題なし。
ACC…引っこ抜いて…
ビンゴ!

アクセサリ電源のヒューズが溶けていました。
自転車でホムセンに行ってヒューズを買ってきて突っ込んだら復旧。
幸いなことにECU周りは壊れていませんでした。

いや~、それにしてもヒューズはえら(ゴンッ!)

ポイッ⌒🔨

おしまい。

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